テレビ論調分析
客観分析と主観分析による、深くて分かりやすい論調分析を実現
エンタメ色が強いとはいっても、テレビメディアは他のメディアに比べて影響力の強さは依然として圧倒的なものがあります。
「即時性」、「映像・音声による説得性」、「浸透しやすいプロデュース性」、「24時間の反復性」…、こうした特殊な性格を有したメディアは他にはありません。
しかしその反面、テレビは放送と同時にその実体が消えてなくなっていく不都合な面をもつメディアでもあります。強いインパクトを持ったテレビ・メディアをどう把握し、その内容を理解し、分析したらよいのか、JCCはそうした難問に初めてアプローチしました。
第一歩はテレビのニュース・報道のメタデータ化(抄録テキスト文作り)と、そのデータベース化でした。テキスト化することでその時間に報道されたニュース・報道の全ての内容を把握することができます。またデータベースを構築することにより、ある指向性で検索したり、その結果から傾向分析をすることも可能です。こうしたプロセスを経て抽出した結果は、いわば「客観的論調分析」ということができます。
JCCでは、このように「分析対象をテキスト化」し、さらにあるテーマの放送時間や回数を測定、時系列解析を加えることにより「客観性のある分析」を可能に致しました。
しかも分析後の報告書を作り上げるシステムの構築完成により迅速な報告書提出を可能に致しました。
また、「主観的分析」につきましては対象となる記事の集合を自動的に近い意味のクラスター(集団)に分類し、その中で代表的な記事を抽出する等の仕組みにより特徴的な記事やその論調を切り出し、「主観的」な「目」でより正確な論調分析を実現致しました。
『論調分析』システムの構造